『スタートレック』

今回は『スタートレック』です。


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突然現れた大型艦に攻撃された、惑星連邦の宇宙艦“USS ケルヴィン”。敵艦への交渉に赴いた艦長の代理として指揮を執るジョージ・カークは、ケルヴィンから総員に脱出するよう指示。艦の医療室で出産間近だったジョージの妻は、脱出用シャトルの中で無事男の子を産むが、ジョージはケルヴィンと共に敵艦に突入し、宇宙に散った。クルーと自らの家族の命を護るために。それから22年。ジョージの遺児、ジェームズ・T・カーク(クリス・パイン)は、逞しく成長していた。しかし自らの進む道を決めかねていたカークは、或る日酒場で連邦宇宙艦隊の隊員と、喧嘩沙汰を起こす。そこでカークは、新型艦“USS エンタープライズ”の初代艦長クリストファー・パイク(ブルース・グリーンウッド)と出会う。パイクはケルヴィンとカークの父・ジョージの最期に感銘を受けていた。パイクはカークに連邦艦隊へ志願するよう告げる『父親を超える男になってみろ』と。その頃、惑星連邦に属するバルカン星では、バルカン人を父に、地球人を母に持つ初の混血児スポック(ザッカリー・クイント)が、優秀な成績をひっさげ、連邦艦隊への入隊を宣言していた…。
 

『ミスト』

今回は『ミスト』です。

 

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7月19日の夜、メイン州西部の全域が、未曾有の激しい雷雨にみまわれた。嵐に脅える住民たち。湖のほとりに住むデヴィッド(トーマス・ジェーン)は、妻のステファニー(ケリー・コリンズ・リンツ)、5歳の息子ビリー(ネイサン・ギャンブル)と地下室に避難していた。
翌日は晴天。しかし、デヴィッドは湖の向こう岸に発生した霧の壁を見て不安になる。それは不自然にこちらに流れてくるのだ。とにかく彼は、息子と隣人の弁護士ノートン(アンドレ・ブラウアー)と買出しに行くことにした。
大通りに着いたデヴィッドは妻に連絡を取ろうとするが、携帯電話も公衆電話も不通だった。
3人がスーパーマーケットの中へと入ると店内は大混雑。スーパーマーケットのレジ・カウンターには長い行列ができ、その中には骨董品店の女主人カーモディ(マーシャ・ゲイ・ハーデン)、軍服を着た3人の兵士、老女教師アイリーンや新人の教師アマンダ(ローリー・ホールデン)がいた。
突然、鼻血を流した中年男ダンがマーケットに駆け込んできて必死の形相で叫んだ、「霧の中に何かがいるっ!」
人々が窓ガラスの方へ群がると、深い霧が駐車場の半分以上を覆っているのが見える。マーケットが霧に包まれると、突然大きな衝撃音が響きわたり、壁や天井にひび割れが起きた。
カーモディが言う「外は死、この世の終りよ」
発熱したビリーのため、デヴィッドが毛布を取りに店の倉庫に入った時、不気味な物音を聞く。
発電機を動かすために、外にある排気口を調べに行った男ノームが、突然、触手を持った不気味な物体の襲撃を受ける。デヴィッドたちは懸命に彼を助けようとしたが、彼はその生物と共に霧の中へ消えた。
デヴィッドは皆がパニックを起こさないよう、まずは、弁護士のノートンに事件を説明するが信じてもらえない。そこで全員に呼びかけた。「霧の正体は不明だが、その中に危険な生物が潜んでいる」と。
周囲から笑いが起きた。カーモディは、「終末の時が来た」と持論を展開するが、アマンダに一蹴される。
デヴィッドが店長のバドを連れて倉庫へ行き、床に転がった不気味な触手を見せて、ようやく事態を納得してもらう。
デヴィッドを信じた者たちは、肥料やドッグフードの袋を防御用砂袋のように積み重ねバリケードを作る。また、武器になるようなナイフ、モップの柄、液体燃料を集め闘いの準備をする。
一方、カーモディは「神の意志に逆らうことはできない」と言い「今夜、彼らはやってきてあなたたちを捕まえる」と人々を不安に陥らせる。
ノートンと数人の男性たちは、未だにデヴィッドを信じようとしなかった。また、3人の兵士は、離れたところで激論を戦わせている。 
 夜になり、男がランプをつけた。すると突然、霧の中から巨大な虫や鳥のような生物が飛来。ガラスを打ち破りマーケット内に侵入。
人々はパニックに陥り、悲鳴が響き渡った。巨大生物の飛来に逃げ回る人々。      
デヴィッドも火をつけたモップで巨大生物たちと必死で戦う。
カーモディは神の怒りを語り、聖書の引用文を叫んだ。
生物の襲来から生きのびた人々は絶望の中にいた。襲われて死んだ者、やけどを負う者、恐怖から自殺した者…。
1人の女性が、カーモディが正しかったと言い出し、少しずつ彼女の信者が増えていった。
そんな中、霧と軍の関係を疑ったカーモディによって、兵士の1人が儀式の生贄として外に放り出されてしまう。兵士は霧の中に潜む生物に捕まり連れ去られてしまった…。
贖罪のため生贄を求め始めたカーモディから息子ビリーを守るためにも、ついにデヴィッドはマーケットから脱出することを決めた。
カーモディは「神の意志に反する」と言って激怒するが、デヴィッドは賛同する数人と一緒にマーケットから出る。
ついに姿を現す“霧”の正体とは?
人間は見たことのない恐怖の前にどのような選択をするのか。
絶望の果てに待っている衝撃の結末とは…。
 
この映画ミストはパニック映画として出来がかなり良かった。多くのパニック映画はパッケージや予告編などで、対象が何なのかが事前に分かる作品が多い。はっきりとは分からなくても、それがモンスターなのか異星人なのかはたまた天災地変なのか、大枠の部分、ジャンル分けはある程度事前に分かってしまう作品が多い。対してこのミストという映画は”霧”という程度しか分からず、敵がなんなのか、何が起こっているか、そもそもパニック映画なのかも良く分からずに話しが進んでいく。その伏せた様な絶妙のストーリー運びと、寂れた田舎町の不安感漂う描写がいい。何ともいえない緊張感やワクワク感、ミステリー感が次第に沸いてくる。正直ほぼ期待せず観ていたが、なにやらそのこの映画独特の雰囲気にいつの間にか引き込まれていた。
 
 
この映画が面白かったのは、そこからいらぬ方向に話が進んでいき別の”恐怖”を描き出すところ。なんというか、相手が何なのか、どんな世界観かなのは50分程度見れば分かる。ただそれとはまた違った方向の怖さで2度、3度と見ている人を驚きと恐怖に陥れる。そんなパニック映画だ。最後なんて恐怖のベクトル自体も変わってしまっている。
終始、恐怖やワクワクが感じられる映画だった。見えない恐怖や倫理観の恐怖といった、そういった部類の恐怖でした。

『ジュラシックワールド』

今回は『ジュラシックワールド』です。


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恐竜が卵の殻を破って誕生する大変リアルな冒頭シーンから物語ははじまる。
 
兄(ザック・ミッチェル)と弟(グレイ・ミッチェル)は1週間の旅にでかける。行き先は叔母(母親の妹)の勤務地でもある、テーマパーク「ジュラシック・ワールド」だ。
 
ザックとグレイ兄弟は、叔母(カレン・ミッチェル)のもとへ2人だけで訪れた。兄のザックは同年代の女の子に興味がある思春期のお年頃。携帯を常にいじっており、恐竜にはそこまで興味はない。一方、弟は大の恐竜好きで、恐竜に対する知識も深い。洞察力があるタイプで、ジュラシック・ワールドを目の前に大興奮だ。
 
叔母(クレア・ディアリング)はパークの重要な運用管理者で、世界中から毎日二万人の旅行者が訪れるジュラシック・ワールドを仕切っている。常に多忙をきわめており、行き着く暇がない。7年ぶりにあった甥っ子たちはそっちのけで、二人の世話は秘書のザラに任せ仕事を優先していた。恐竜に対する思いはなく、彼らに敬意を払うこともない。恐竜をあくまで商売道具のようにとらえており、関心もない。
 
クレアは、マスラニ社CFOで「ジュラシック・ワールド」のオーナーであるサイモン・マスラニと新種のハイブリッド恐竜についてお披露目計画を立てていた。新種恐竜は遺伝子操作によって創りだされた「インドミナス・レックス」だ。パークに訪れる客を常に満足させるため、より目新しい恐竜を遺伝子操作で定期的に創りだす機運が運営側にあったのだ。
 
ティラノサウルスのDNAをベースに様々な遺伝子を掛け合わせて生まれたインドミナス・レックス。
 
これを生み出したのは、一作目「ジュラシック・パーク」にも登場していたの元遺伝子学者。ヘンリー・ウだ。「インドミナス」は、ラテン語で「獰猛・制御不能」を意味する。その名の通り凶暴さは未知数の怪物のような恐竜だった・・・。
 
 
今回のジュラシック・ワールドでシリーズ4作目となりますが、実質、ジュラシック・パーク1の正統な続編だなと思いました。、今作ではなんと人間が恐竜と信頼関係を築き上げる。シリーズを見てきた方々にしてみれば、にわかに想像し難い事で本当に驚きだ。その恐竜というのが、ヴェロキラプトル
あのラプトルなのだ。恐竜とは思えない程の知能の高さと等身大の大きさで人間に襲いかかる恐怖、全シリーズを通して強烈なインパクトを残した恐竜だ。
主人公はジュラシック・ワールド内でヴェロキラプトルの調教師として働くオーウェン(クリス・プラット)。彼は恐竜と人間に優劣はなく、お互いにリスペクトし合うことが大事だと考えている。ラプトルが彼にだけはしっかりと従うのもその想いが通じているからだろう。
率直に感じたことはド迫力な恐竜が観れただけで満足してしまったという所でやっぱりロマンがありますし、男の子の心を鷲掴みする要素は沢山ありましたね。個人的には大満足でした。

『リディック』

今回は『リディック』です。

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未来のどこかの星系、ロード・マーシャル(コルム・フィオーレ)率いるネクロモンガーがその勢力をのばしていた。氷の惑星でひっそりと暮らしていたお尋ね者のリディック(ヴィン・ディーゼル)だが、賞金稼ぎたちに追い回されヘリオン第1惑星に向かった。やがてネクロモンガー艦隊に攻撃され、リディックは脱出するが、賞金稼ぎに捕まってしまう。惑星クリマトリア二収容されたリディックは、かつてリディックに憧れていた少女キーラ(アレクサ・ダヴァロス)にであう。2人は他の囚人たちと脱出を図り、その行く手にロード・マーシャルの差し向けた司令官ヴァーコ(カール・アーバン)とピュリファイア(ライナス・ローチ)が立ちはだかる。いよいよリディックは、ロード・マーシャルと全面対決。戦いの中で危機に陥ったリディックをキーラが助けるが、彼女は殺されてしまう。そこから反撃に出たリディックは戦いに勝利し、ロード・マーシャルを殺したものが次の支配者になるおきてにしたがい、リディックがネクロモンガーのリーダーとして迎えられるのだった。 

アンチヒーロー映画はいくつもある中で、リディックはとても新鮮に感じたキャラクターでした。悪そうに見えても実際は人一倍に大切なものを守りとおす。男らしさ抜群のアンチヒーローです。何度観ても飽きない内容の作品でした。

『インターステラー』

今回は『インターステラー』です。


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元宇宙飛行士のクーパーはある日自宅の2階で重力の歪みを見つける。それは何者かからのメッセージで、とある場所を示していた。導かれるままに訪れたその場所は秘密裏に建設されたロケット打ち上げ施設。人類は生物の住めなくなった地球を捨て、太陽系の外に移住できる惑星を探す計画「ラザロ計画」を進めていた。ラザロとは蘇りの象徴。病に斃れた人類は死の淵から蘇ることができるのか。半ば巻き込まれる形で計画に参加することとなったクーパーは家族を地球に残し宇宙船のパイロットになることを選び、インターステラー(星間旅行)の旅へと出発した。
 
 ラザロ計画の第一目標は人類を乗せた宇宙ステーション即ちノアの方舟を打ち上げて太陽系外惑星へ向かうこと。それはプランA。プランBはロケットに積んだ大量の受精卵を使い、新たな惑星でコロニーを形成する。プランBでは人類の種としては存続できても地球に残された家族、友人達を救うことはできない。クーパーはプランAを成功させ家族を救うことができるのか、人類の存続のため家族を捨ててプランBを選ぶのか、それとも……。
 
感想ですが、作中の表現が異常なまでに難しいのです。
この映画は、理論物理学者の方が製作総指揮を務めているほど、可能な限り科学的な根拠に基いて制作されているようです。
確かに映画の中身をあまり深く考えないように見ていれば気にならいです。
結構重要シーンに科学理論が盛り込まれているので、これをまともに考え始めると、何のことやら分からない映画になってしまいます。
しかもそれがラストに向かうにつれ、どんどん難しくなっていきます。
全体的な水準は非常に高いものの、最後の最後でかなり人を選んでしまう作りになってしまっている気がします。

『クローバーフィールド』

今回は『クローバーフィールド』です。

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暗号名“クローバーフィールド事件”の複数の目撃例の一つである。
 このビデオは、かつて「セントラルパーク, N.Y.」と呼ばれていた場所“U-447”地区で起こった事件に遭遇した人々の記録である。

 5月22日。ニューヨークのダウンタウンの高級アパートでは、日系企業「タグルアト社」に務めるロブ・ホーキンスは東京への栄転が決まり、そのサプライズパーティーの準備が行われていた。兄のジェイソンは恋人リリーの発案で、参加者にロブへ贈るメッセージを撮って回ることにした。しかしめんどくさがりの彼は、ロブのビデオカムコーダーを無断で持ち出し、その役を友人のハッドに押しつけた。嫌がるハッドだったが、密かに思いを寄せるマリーナに話しかけるチャンスだとそそのかされ、その役を引き受けた。
 やがてロブが帰ってきて、パーティーが開始。パーティーの様子を記録するハッドだが、実はロブはベスと数日前に寝たが、それ以降連絡を取っていなかったのだ。ロブはベスのことを愛しているが、日本に行くことを話して傷つけたくないと、わざと距離を置いていたのだ。

 そんなこんなでパーティーが盛り上がってきた時、突然激しい揺れと轟音が鳴り響いた。テレビをつけるとニューヨークが映し出されていた。すぐ近くだ。みんなは屋上に上るとあちこちから火が上がっている。
 みんなはビルから逃げようと外に飛び出す。すると轟音と共に何かが飛んでくる。それは自由の女神の頭だった。パニックと化したニューヨーク。それを撮影するハッド。その時ハッドは信じられないものが写っているのを見た。それは巨大なモンスターだった。
 やがて軍隊が出動し、モンスターに攻撃を開始するが、全然効果がない。
 ロブ、ジェイソン、リリー、マリーナ、ハッドは、ニューヨークから逃げるためマンハッタン橋に向かう。その時ロブの電話が鳴った。ベスからだった。アパートが傾いて動けないという。ロブは助けに戻るという。4人も一緒に戻ろうとするが、その時モンスターが橋を襲った。ジェイソンはモンスターにやられてしまうが、4人はなんとかマンハッタン島に戻ることができた。

 ベスのアパートまで向かおうとするが軍隊とモンスターの戦いに巻き込まれ、なんとか地下鉄の駅に逃げ込む。一休みする一行。そこにロブの母親から電話が入った。自分は大丈夫だが兄のジェイソンが死んだことを告げる。
 一行は地下鉄の線路を通ってベスのアパート近くに行くことに決めた。トンネルを歩いていると大量のネズミが逃げていく。何があるのか・・・。振り向くが暗くて何も見えない。ロブに言われてハッドがビデオをナイトモードに切り替えた瞬間、何かが襲ってきた。それはモンスターの体から落ちてきた得体の知らない生物だった。戦う4人だったが、ハッドが奴に襲われた。それを助けようとマリーナが飛びかかるが嚼まれてしまう。何とか危機を脱出した一行はようやく59番街駅に到着。
 一行が地上に出ると、そこは軍が占拠していた。そこで検査を受ける彼らだが、マリーナの様子がおかしい。目から血を流し始めた。隔離されるマリーナだが、やがて血を吐いて息絶えてしまう。
 3人は軍の指示を無視してベスを助けに向かおうとする。すると軍が6時には爆撃が始まる。それまでにランデブーポイントまで戻ってこないと逃げ遅れると言われ、先を急ぐ。
 何とかベスのアパートにたどり着いた3人だが、ベスのアパートは傾き、隣の建物に寄りかかっていた。3人は隣の建物の屋上からベスのアパートへと乗り移ることにした。数十階の階段を上り、屋上に出た3人は何とかベスのアパートに乗り移ることに成功。ベスのアパートではベスが鉄の棒に刺さっており、身動きがとれない状態だった。何とか3人で助け出し、アパートから脱出することに成功する。
 4人は軍のヘリがあるランデブーポイントに向かう。リリーがヘリに乗ると、そこで定員オーバー。ロブ、ベス、ハッドは別のヘリで飛び立つ。
 なんとか助かったと思ったのもつかの間。リリーが乗ったヘリはモンスターの攻撃にやられ墜落してしまう。そこに戦闘機からの爆撃。怪物が死んだと思った瞬間、怪物はロブ達が乗ったヘリを襲う。
 墜落したヘリからベスとハッドがヘリから脱出する。しかりロブは足が挟まれて動けない。ベスとハッドがロブを助けるが、落ちていたビデオを撮りに行ったハッドはモンスターに食べられてしまう。
 ベスとハッドは公演の橋の下に逃げ込む。外では激しい戦闘が行われている。そこにサイレンが鳴り響く。ロブは自分の名前をビデオに写す。そしてベスも。そして爆撃が始まり2人は・・・。

 ビデオには、上書きされる前の映像・ロブがベスと撮った観覧車の映像が流れる。。。 
単純な怪物映画ではなく、一台のビデオカメラごしに逃げ惑う人々の主観的な視点から見るパニック・ムービーという着想はすごく面白いと思います。
 とても臨場感に溢れ、先の展開もすごく気になる。
 最後のシーン、映し出される海をよ~く見ているとなんかが着水する瞬間が映っていたりとか、芸もこまかいです。

『インビクタス 負けざる者たち』

今回は『インビクタス 負けざる者たち』です。

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1990年2月11日午後3時。全世界が注目する中、反アパルトヘイト運動により反逆罪として逮捕され27年を監獄で過ごしたネルソン・マンデラモーガン・フリーマン)が釈放される。それを機にアフリカ民族会議(ANC)と他正統の抗争が激化、南アフリカ政府が他政党に秘かに武器を提供し、武力闘争を煽っているという報告もあり、南アフリカは内戦勃発の危機にさらされていた。マンデラはダーバンにおいて10万人のANC支持者に和平を求める演説をした。そして南アフリカの釈放後の1994年、彼は遂に南アフリカ共和国初の黒人大統領となる。だが彼は、国民の間に人種差別と経済格差がいまだに残されていることを痛感する。そんな中、過密するスケジュールの中で、南アフリカスプリングボクスと強豪イングランドとのラグビー親善試合を観戦したマンデラは、スポーツという世界共通言語で国民の意識を変えることができると信じ、弱小である南アフリカ代表ラグビーチームの再建を決意。そして南アフリカラグビーチームの監督やコーチが解雇されたニュースを新聞で見たマンデラは、スプリングボクスキャプテンのフランソワ(マット・デイモン)を首相官邸に招き、翌年に自国で開催するラグビー・ワールドカップに向け互いに協力していくことを誓う。そして大統領の激励を援護に立て直しを図ったスプリングボクスは、世評を覆すような勢いで予選リーグを突破し、やがて世界最強のニュージーランドオールブラックスとの決勝戦へとコマを進めた。

マンデラ大統領を主人公に、1995年のラグビーワールドカップ南アフリカ大会での南ア代表の奮闘を描いた物語。
白人と黒人の共生を信念としたマンデラ大統領と、彼の信念の象徴となったラグビーチームが行き着いた先にあったのは、南アフリカ国民として、白人とも黒人とも喜びを分かち合える幸福でした。


ストレートに感動できる作品です。クライマックスの試合のシーンはすごかった。
映画らしいよく出来たお話と言いたいところですが、なんとこれ、実話なんですねえ。
よくここまであざとくなく感動できる映画に仕上げたものです。